1990年に漫画の連載が公開され、大人気の国民的アニメにもなっている『クレヨンしんちゃん』。
今回ご紹介をする『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は、クレヨンしんちゃんの映画としては28作目となります。ついに2020年4月24日に公開が決定されました。
SNS上では続々と、この映画のストーリーやビジュアル、最新映像などが解禁となってきています。そして今回も見逃せないのが、前売券についてくる特典!ファンには待ち遠しいですよね。
今回の作品では、描いたものが動き出してしまうようなミラクルクレヨンがカギとなっているよう。
果たして本作は、どのようなストーリーになっているのでしょうか?!公開に先駆けて、おおまかなストーリーや見どころなどをご紹介していきます!
世界を救え、クレヨンで!―『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』〈最新映像&ビジュアル〉解禁 https://t.co/8pXVWyQw4E#クレヨンしんちゃん #映画 pic.twitter.com/OJTqUZ9OYq
— CINEMA Life! シネマライフ (@cinemalife_web) November 16, 2019
公開日:2020年4月24日 ジャンル:アニメーション 原作:臼井儀人 監督:京極尚彦
脚本:高田 亮 京極尚彦
クレヨンしんちゃんの映画としては、シリーズ28作目にあたる本作品。誰もが一度は耳にしたことがある日本を代表するアニメの1つとして知られており、漫画の原作は臼井儀人。また、脚本は高田亮。その他、『ラブライブ!』などで知られる京極尚彦が監督を務めており、京極は脚本も手掛けています。
クレヨンしんちゃんの映画と言えば、過去の作品においても、笑いあり涙ありの展開が子供から大人まで楽しませてくれるようなストーリーが多いのも特徴的です。今回の映画では、おおまかな内容として、スケッチブックに描いたラクガキの絵が次々と飛び出してしまい、そこからストーリーが始まっていきます。そのため、公開されているポスターのように、今までの映画やアニメとは違い、少し柔らかい優しいタッチでキャラクターが描かれているのが見受けられます。
今回このデザインを描いたのは、久野遥子。漫画家でイラストレーターの彼女は、『襲来!! 宇宙人シリリ』や『爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~』などでも、デザインやアニメーションに携わっています。本作では作品テーマにあわせて、色鉛筆やクレヨンを使って描かれているようで、それだけでもとても温かな印象を受けますよね。そのため、しんのすけたちが描いたラクガキがどのように活躍をしていくのか…というのも、大きな見どころだと思います。
また、キャラクター部分で言うと、本作ではぶりぶりざえもんがキーパーソンとなっているよう。これは実に21年ぶりでもあり、映画の13作目以来の登場となるそうなので、ファンにとっては必見です。ぶりぶりざえもんはセリフ付きで登場することもとても少ないため、このようなキャラクターを見るだけでも、過去作品からのファンにとっては色々な楽しめ方ができそうですね。
怪しげに宙に浮かんでいる王国、ラクガキングダム。なんとこの王国は、地上のありとあらゆるラクガキがエネルギー源となっている不思議な国だったのです。
時代はどんどん流れていき、今の現代ではラクガキをする子供もとても少なくなっていました。そのため資源となるラクガキが手に入らなくなっていき、エネルギー不足によって、ラクガキングダムは今や崩壊寸前となってしまっていたのです。
そんな瀕死状態の我が国を救うべく、王国軍は「ウキウキカキカキ作戦」を決行しようと企みます。この作戦とは、地上で生活をする人間に無理矢理ラクガキをさせてしまうという恐るべし作戦なのでした…。
そしてなんと、作戦を決行された街は、しんのすけたちが暮らす春日部。そんな中、ラクガキングダムの姫は、国を救うためにも、秘宝とされている「ミラクルクレヨン」を地上に託す決死の覚悟をします。そしてそのクレヨンを授けられた、選ばれし者は、なんとしんのすけだったのです!
そしてお気楽でお調子者のしんのすけは、そのクレヨンを使ってスケッチブックに、大好きなななこおねえさんやぶりぶりざえもん、そしてブリーフパンツを描いたのです。全ては五歳児のラクガキのため、本物とは似ても似つかないような姿となって描かれてしまいますが、なんとラクガキをしたキャラクターがすべてスケッチブックから飛び出してしまいます!そしてこの愉快なキャラクター体としんのすけの4人は、一致団結して戦うことになるのです…
「ウキウキカキカキ作戦」を決行した防衛大臣や、ミラクルクレヨンをしんのすけに託した姫の宮廷の様子などが映像に映し出されていきます。ラクガキングダムが接近した地球は大パニックに陥ります。
自分で描いたラクガキと力をあわせて戦っていくしんのすけですが、世界の平和を守るため奮闘していく中で、ラクガキの一体であったぶりぶりざえもんが、まさかの裏切り行為をしてしまう…?!描いたラクガキは、果たして味方なのかそれとも敵だったのか…。波乱の幕開けから、彼らはこの世界の平和を、力をあわせて救うことができるのでしょうか?!
天真爛漫で好奇心旺盛な五歳児。自分で描いたラクガキのキャラクターと共に、世界を救うべく戦いに挑む。
●小林 由美子
1979年6月18日生まれ。千葉県出身。主にフリーの女性声優として活躍をしており、少年役や少女役がメイン。声優としてデビューを果たした作品は、『KIRARA』の美田役。また、しんのすけ役は2018年7月6日の放送回より、1992年の放送当初から演じていた矢島晶子から引き継いで務めている。
その他、『劇場版デュエル・マスターズ』シリーズの切札勝舞役や、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』のピッポ・ザンダクロス役でも参加している。
しんのすけと同じ幼稚園に通う、かすかべ防衛隊の1人。頭が良く、ナルシストでプライドが高い。
野原家で飼われている雑種犬。しんのすけの相棒であり、身の回りの面倒もみている賢い犬。
●真柴摩利
1959年11月21日生まれ。群馬県出身。主に声優として活躍をしている。
近年はアニメや映画などでのクレヨンしんちゃんシリーズで主に活躍をしているが、『おそ松くん』ではハタ坊・『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』ではシーマ・ガラハウなど、様々なキャラクターを演じている。また、クレヨンしんちゃんでは、風間トオルとシロを兼任していることでも有名。
しんのすけと同じ幼稚園に通う。出しゃばりでプライとの高い一面もあるが、紅一点でかすかべ防衛隊を引っ張る女の子。
●林玉緒
8月23日生まれ。神奈川県出身。主に女性声優として活躍をしている。
主にクレヨンしんちゃんシリーズでの桜田ネネ役が有名だが、数々の洋画などでの吹き替えでも活躍している。
しんのすけと同じ幼稚園に通う、かすかべ防衛隊の1人。優しく素直だが、とても怖がり。
●一龍斎貞友
6月20日生まれ。大阪府出身。声優以外では、ナレーターや女性講談師としての肩書ももっている。
声優としては、少年から母親役まで幅広く演じており、クレヨンしんちゃんシリーズ以外でも、『忍たま乱太郎』や『ちびまる子ちゃん』などの、国民的アニメでも活躍をしている。
しんのすけと同じ幼稚園に通っている。かすかべ防衛隊の1人。いつも鼻水をたらしてぼーっとしており、おおらかな性格。
●佐藤 智恵
1964年7月1日生まれ。埼玉県出身。主に声優として活躍をしている。
クレヨンしんちゃんシリーズ以外のアニメ作品だと、『ドラえもん』『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』『妖怪ウォッチ』などの作品にて活躍している。
しんのすけが考えた、よく豚と間違えられるキャラクター。「救いのヒーロー」と言われており、人気も高いが、通常版での出演は少ない。
●神谷 浩史
1975年1月28日生まれ。千葉県出身。声優業の他に、ナレーターや歌手としても活躍をしている。
クレヨンしんちゃんシリーズ以外においては、『SDガンダムフォース』や『ゲゲゲの鬼太郎』、『イナズマイレブン』シリーズなどでも活躍中。
2020年4月24日に公開する本作品ですが、いかがでしたでしょうか?
まだ公開日まで少し先になるため、ストーリーやメインキャラクター以外の内容はほとんど公開されていませんが、タイトルやポスター、ストーリーを見るだけでも、とてもわくわくするような作品だと思います!
SNSにも、「早く見たい!」「公開が待ちきれない!」という声も多数見受けられましたが、ファンにとってもあまりシリーズの映画を見たことがないという方にとっても、公開日が待ち遠しいのではないでしょうか?
本作の公開を記念して、ファン必見のベスト盤DVDも発売が決定しているようです。人気キャラクターなどの面白エピソードがたくさん収録されているようなので、気になる方は是非調べてみてください。
公開まで待ちきれないという方は是非この機会に、過去のシリーズ作品を見返してみるのも面白いかもしれません!この記事を読んで興味をもっていただけた方は、是非公開されたら劇場に足を運んでみてくださいね。