2023年4月14日に日本最初のランドカジノの開業地として大阪が承認されました。
長崎県のハウステンボスと大阪府の夢洲のふたつの候補地が最後まで検討されていましたが、2025年に開催される万国博覧会との相乗効果が決め手となったようです。
もっとも長崎県が落選したわけではありません。今後も審査は継続される予定です。
大阪夢洲に候補地が決定すると同時に、国内でもカジノに関する話題が盛りあがってきています。しかし、実際には日本ではカジノ未経験の方が多いのではないでしょうか。
開業に先立ちカジノのゲームや遊び方を経験する方法としては、ネットカジノがおすすめです。
大阪夢洲のカジノ開業までの道のりを検証するとともに、日本のカジノのマーケットの今後の方向性を考えてみましょう。
<h2>カジノ開業を支えるカジノ法とは</h2>
日本のランドカジノは競馬場や競輪場のように単独で設置されるわけではありません。統合リゾートと呼ばれる、リゾート開発のなかのひとつの施設として開業されます。
そして、開業の裏付けとなる法律がカジノ(IR)法です。
カジノ法は正式には「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」という名称です。特定複合観光施設区域を通称統合型リゾートと呼ぶために、統合型リゾートの英語表記の
Integrated Resortの頭文字からIR法とも呼ばれています。
IRには以下の施設の建設が想定されています。
・国際会議場や展示施設・ホテル・ショッピングモール・レストラン・劇場・映画館・アミューズメントパーク・スポーツ施設・温泉施設・カジノ |
上記の一覧をみてもわかるように、カジノはIRリゾートに建設される施設のひとつという位置付けです。
しかし、ギャンブル会場という特性から治安上の問題やギャンブル依存症の問題などで議論を巻きおこし、カジノが中心の開発のような印象を与えているのです。
大阪のカジノ開業はいつになる?
国土交通相によるIRリゾート整備計画の認定を受けて、大阪府は2029年の開業を目指しています。
整備される夢洲は大阪湾に浮かぶ人工島です。IRリゾートの開業に先駆けて2025年には「万国博覧会」の開催が決定されました。本来はIRリゾートと万博の同時開催を目指していましたが、新型コロナの影響でIRリゾート開発が遅れる形になっています。
IRリゾートの推進にあたっては、2023年4月9日に実施された大阪府知事、大阪市長のダブル選挙で推進派の大阪維新の会の候補が当選しました。
ギャンブル依存症対策や治安対策などに万全を期したうえで、開発は進められることでしょう。
オンラインカジノでカジノを体験
大阪夢洲のランドカジノは2029年開業予定です。しかし、それまで待ち遠しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カジノ開業までの数年間に先行して体験したいのであれば、オンラインカジノがおすすめです。ネットカジノとも呼ばれるオンラインカジノなら、本場のランドカジノのゲームと雰囲気をインターネット上で楽しめます。
オンラインカジノで開催されているライブゲームでは、本場カジノと同じ臨場感でディーラーとの駆け引きにもチャレンジできます。
ただし、公営ギャンブル以外は違法とされている日本では、オンラインカジノはグレーゾーンの存在です。カジノ開業に伴って、オンラインカジノがどのような位置づけになるのか注目ですね。
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