アニメ映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』あらすじネタバレと感想レビュー!声優キャスト情報

「シュッレク」や「カンフーパンダ」など人気作を手掛けたドリームワークス・アニメーションから、“人間とドラゴンの友情”を描いたシーリズ最新作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』が2019年12月20に公開されます。

公開日:2019年12月20日 上映時間:104分 ジャンル:アニメーション 原作:クレシッダ・コーウェル

原題:How to Train Your Dragon:THE HIDDEN WORLD 監督:ディーン・デュボア

脚本:ディーン・デュボア

本作はクレシッダ・コーウェルが手がけた世界的ベストセラー児童小説をもとに制作された、「ヒックとドラゴン」シリーズ待望の最新作であり、完結編となっています。

世界的に人気を集める「ヒックとドラゴンシリーズ」ですが、「ヒックとドラゴン1」はアカデミー賞アニメ部門にノミネートされ、「ヒックとドラゴン2」はゴールデングローブ賞を受賞しており、その続編となる今作に期待が膨らみます。

そんな最新作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』ですが、19年2月に全米公開されると、瞬く間に熱狂的ブームを巻き起こしました。公開前に4400万ドル前後を稼ぐと予想されていましたが、その週にはそれを大きく上回る5502万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となりました。

さらに全世界興行収入は5億ドルを突破、なんと世界54カ国でランキング1位に輝きました。

前作「ヒックとドラゴン2」から1年後の世界が描かれている今作。大人になったヒックとドラゴンは一体どんな冒険を繰り広げるのでしょうか。そして、シリーズはどのように幕を降ろすのでしょうか。待望の最新作に目が離せません。

かつてドラゴンと人間は敵対していた。しかしバイキングの少年“ヒック”と、のちに彼の相棒となるドラゴン“トゥース”の奮闘により、彼らは共に生きる道を選ぶ。

亡き父ストイックの跡を継ぎ「バーク島」のリーダーとなったヒックは、相棒のトゥースや島の住民たちと共に平和に暮らしていた。そんな中、彼らは1つの問題に直面する。

ヒックたちは捕らえられたドラゴンたちを次々と島へ連れて帰ったが、増え続けたドラゴンにより島は定員オーバーになってしまったのだ。

そこでヒックはかつて父から聞いた話を思い出した。父によると、この世界には地図に載らない“幻の聖地”があるという。この場所を見つければ、きっとみんな平和に暮らせるはずだ、と考えたヒックは、島を旅立ち、みんなと新たな聖地を探し求めることを決意する。

一方その頃、ドラゴンハンターとして有名なグリメルは、トゥースを捕まえて兵器として活用することを企んでいた。

大移動の途中、島の森で1匹の白いメスのドラゴン“ライト・フューリー”と出会います。トゥースとライト・フューリーはお互いに惹かれ合いますが、そのメスのドラゴンはグリメルの罠だったのです。それを知ったヒックは、その日の夜にグリメルの来訪を予想しており、案の定やってきた彼を奇襲で仕留めようとしたが逃げられてしまった。

グリメルにより焼き払われた島の家々を見たヒックは、もはやこの場所は安全ではないことを悟り、新たなる聖地への冒険へとさらなる闘志を燃やす。

そこで彼らはある島にたどり着く。なんとそこは、人間は住めないドラゴンたちだけの“隠された王国”だった。

人間とドラゴンの共存は、本当に幸せなのだろうか?ヒックとトゥースの運命は・・・。そして、迫りくる魔の手からドラゴンたちを救えるのか?

“人間とドラゴンの友情”が試される、新たな冒険の幕が上げられる。

※ここかからはネタバレが含まれます。ご注意ください。

人間とドラゴンが一緒に暮らす島「バーク島」、1年の歳月が流れ主人公のヒックはバーク島のバイキングのリーダーになっていました。

そこに住むのが相棒のドラゴントゥースと人間の仲間達ヒックのガールフレンドであるアスティ、ドラゴンおたくのフィッシュ、口の悪い双子の兄妹タフとラフ、自惚れ屋なスノットたちが遠くの場所から鎖で繋がれたドラゴンたちを助けたり、島の中で繁殖しあまりにも増えてしまいました亡き父ストイックの跡を継いで族長となったヒックは解決策を迫られます。ヒックは幼い頃、父から聞いたドラゴンの聖地を探すことに。

ある日の夜、ヒック達は島の森で1匹の白いメスのドラゴンを発見します。

そのドラゴンはアスティによってライト・フューリーと名づけられました。そしてトゥースはライト・フューリーに夢中になってしまいます。

実はライト・フューリーはドラゴンハンターのグリメルの罠でトゥースを捕らえる為に送り出してきたのですが、ヒックは反対に待ち伏せしてグリメルを追い返します。

その時にグリメルは「ドラゴンと共存なんで出来ない」とヒック達を否定しバーク島の多くの家を焼き払っていってしまうのでした。何とか撃退したものの、またいつ襲ってくるかも分かりません。

もうバーク島は人間とドラゴンにとって楽園ではなくなったのではと感じたヒックはドラゴンの聖地を探し出し、バーク島の住民とドラゴンと共に移住することを決意します。

ドラゴンの聖地を探す中で、バーク島の住民は休憩する為に立ち寄った島にニューバークと名付け、長居してしまいます。

そんな中トゥースはライト・フューリーとまた遭遇。トゥースはあらゆるパフォーマンスを試して気を引こうとするも、飛んでいってしまったライト・フューリー。ひとりでは飛べないトゥースにヒックは新しい尾翼を装着してあげます。トゥースとライト・フューリーの2匹は楽しそうに時間を忘れ、空を駆け回ります。

一方、敵の偵察に出ていたヒックの母ヴァルカが戻ってきて、すぐそこまで敵の艦隊が迫っいると報告、ヒックはこっちから攻める作戦を実行。

敵地へ潜入すると、逆に捕まってしまい袋のネズミ状態に。何とか逃げ出したヒック達でしたが、ラフナットだけ捕まってしまいます。

そしてヒックとアスティは戻らないトゥースを探しに出ます。そして、とうとうドラゴンの聖地へとたどり着きます。
しかし、ヒックはそこにバークの民が来るとまたドラゴン達が危険になると感じヒックはバーグの民の元へトゥースと共に戻ります。

その時、空からグリメルが現れライト・フューリーに毒矢を放ちました。ライト・フューリーを人質に取られ、トゥースも捕まります。2匹は連れ去られてしまいました。

皆がドラゴン救出へと立ち上がります。船の上での戦闘は、激しいものになりました。グリメルがトゥースに毒針を打ち込みます。落下するトゥースを追いかけようとするライト・フューリーとヒックは目が合いました。

自ら手を放しグリメル共々落下していくヒックは「トゥースを頼む」と。ライト・フューリーはトゥースの元へと飛んで行きます。そしてヒックの前に再びライト・フューリーが現れヒックを助け出します。

戦いで投げ出されたグリメルは海に叩きつけられ溺れてしまうのでした。

島ヒックはドラゴン達を自由にし、聖地へと送る決意をします。島の皆も賛成してくれました。それぞれドラゴンの聖地とニューバークで棲み分けることに。いよいよ別れの時、トゥースはニューバークのドラゴン達をドラゴンの聖地へ引き連れて行きました。

そして時は流れ、ヒックとアスティはニューバークで結婚し2人子供が生まれました。

トゥースとライト・フューリーは3匹のドラゴンを生み、ヒックとアスティそして彼らの2人の子供達はドラゴンの聖地へトゥース達に会いに行くのでした。

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』ストーリーまとめ fa-checkヒックはパーク島のバイキングリーダー
fa-checkドラゴンハンターの罠にかかり、ドラゴンと共存できないと家を焼かれてしまう。
fa-checkドラゴンの聖地を探して移住をする
fa-check共存する限りドラゴン達が危険にさらされる
fa-check敵を倒し、別々で生きてゆく決意
fa-check離れていても交流は続いている

主人公。優しい心を持つ、若きバイキングの長。相棒のトゥースとともに人間とドラゴンが共存する「バーク島」を治めている。発明品を思いつくのが得意。

最強種族のドラゴン“ナイト・フューリー”。傷を負って飛べなくなっていたところを、ヒックに助けられる。ヒックの鎧はトゥースの鱗でできている。森でライト・フューリーと出会い、惹かれ合う。

ヒックのガールフレンドであり、優秀なドラゴン乗り。負けず嫌いな性格だが、ヒックへの思いやりに溢れている。相棒はデッドリー・デンジャーのストームフライというドラゴン。

種族は“デッドリー・デンジャー”。アスティの相棒。

種族はトゥースと同じ“ナイト・フューリー”。謎に包まれており、人間に強い警戒心を抱く。

ドラゴンと人間の共存が果たして幸せなのだろうか、と思い悩む彼らの友情は、果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。最新作であり、シリーズの完結編でもある今作で描かれた、“人間とドラゴンの友情”の物語の行方は見逃せません。

また当初、本作は2016年6月17日に全米公開される予定でしたがドリームワークス・アニメーションの組織再編・人員削減などに伴って、実に2年8ヶ月の延期をしました。そのため、日本公開も危ぶまれていましたが2019年12月についに上陸します。まさに待望の最新作ですね。

さらに本作は批評家からも絶賛されています。映画批評集積サイトの“ROTTEN TOMATOES”では、批評家支持率が驚異の91%、平均点は10点満点中、7.25点となっています。また、一般の評価も87%が高評価となっており、その人気ぶりがうかがえます。

世界的に人気を集めている「ヒックとドラゴン」シリーズ待望の最新作であり完結編、映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』は2019年12月20日に公開されます。彼らの冒険の結末に感動すること間違いありません。

世界54カ国でランキング1位に輝いた本作が、ついに日本に上陸します。ぜひ劇場でご覧ください。

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